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2007年07月30日

スタンス

今日は休みとあり、高校野球神奈川県大会決勝をTV観戦。白熱ある打撃戦の中、疑問を抱くシーンに遭遇。

6回裏東海大相模の攻撃、7-5、東海大相模2点リードで迎えた2アウトから1番田中君の打球はセンターオーバーフェンス直撃の当たり。フェンスから跳ね返ったボールが転がる間にランニングHRを狙って、田中君はホームへ突っ込んだ。

一方、桐光はセンターから中継を経てホームへ返球。ホーム寸前で田中君を捕手奥野君がブロックしてタッチアウト。
しかし、このプレーで田中君のスパイクが桐光の捕手奥野君の右大腿部を直撃して負傷、自ら歩けなくなりチームメートに肩を抱えられながら退場。

ホームベース上のクロスプレー。基本どおりのスライディングであれば、これほどの負傷は決してない。
また、試合数を積んでいれば他の方法でホームをかいくぐる手はあったはずだ。

スロービデオで見ると、スパイクの刃を立てて突入しているのが明らか。手段を選ばない”ラフプレーだ”と見られても仕方がない。もっとたちが悪いのが、負傷した奥野君に田中君が一歩も歩み寄らなかった事。これは野球人としてはやってはいけない最低の行為だ!!

自分がしでかした責任はどんな形であれ行動なり態度で示さなければならない、それを取らなかった。いやっ、恐らくは怖くて近寄れなかったのではあろうが、そんなもんは問答無用。

これのプレーが東海大相模の門馬監督の指導のもとで築き上げた『勝つ野球』なのか、非常に疑問を抱いた。

このプレーを機に桐光のメンバーの中で 『奥野の為に・・・』 という一体感が生まれ、9回表に逆転し、勝利を挙げた。

試合終了後、奥野君はチームメートに肩をかつがれながら、3塁側のスタンドへ勝利の報告に向かった。

久方ぶりにチームワークのいいチームを見させてもらった一方、勝利を挙げるに手段を選ばないスタンスが高校野球の中にも広がってる寂寥感を垣間見た決勝戦であった。

投稿者 shinorar : 2007年07月30日 00:51

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